いわぶち鉄男の議会活動を報告するページです。
ファイルとして保存さていたものを整理し掲載しました。
下記、内容は議会広報に掲載されたもので、原稿は決められた字数内にまとめ各議員自らが提出しています。
一般質問は一問一答方式、代表質問は一括方式にて共に90分の時間制限が設けられております。
ごゆっくりご閲覧ください。
2004年12月定例議会 一般質問 ◆スクールバスの運行利用について。 ●混乗方式でコストの見直しを。 岩渕議員 全国的に各自治体共、財政の厳しさが進む中、様々な知恵を絞り、正確で安全なスクールバス運行に努めている。特に経費的にもサービスの質を落す事無く、有効な手段として、近年多くなっているシステムに混乗方式があり、コスト削減に大きな成果を上げている。当町での活用について伺う。 @混乗方式でコストの見直しを。A現行の路線数、利用児童数、委託費など。B北見団地地区で路線新設を望む声があるが。 教育長 @聞き慣れない言葉であり、利用可能かどうか検討したい。A別保線一、遠矢線二、昆布森線二、富原線一、合計六路線運行。利用児童数は別保線五十五名、遠矢線七十七名、昆布森線五十五名、富原線十八名、合計二〇五名。年間委託費四六六〇万。年間運行日数は二〇六日。児童一名の平均的年間コストは二十三万円。B路線新設は考えていない。 |
2004年9月定例議会 一般質問 ◆国道44号と391号交差の高架計画の進捗は。 ●国道391号の交通緩和を。 岩渕議員 国道四四号と三九一号交差の高架計画について、九六年十二月議会にて四車線拡幅し高架建設すると示していたが、その後相当年数を経過しているが進捗状況はどの様になったのか。 町長 都市計画上は平成十年度に貝塚中央幹線通りとして一般国道三九一号が四四号を立体交差する形で都市計画決定されているが、現段階では交差点の立体化は具体化していない。釧路東IC関連で、釧路外環状道路との流通の確保、三九一号線の交通緩和を目的に本年度、中央一丁目から六丁目までの一.六キロが四車線化の事業決定し調査設計を実施している。立体化は計画上、存在しているが今回の事業には取り込まれていない。交差点部分は暫定の改修と理解している。 ●達古武キャンプ場の木道整備等は。 岩渕議員 昨年八月より木道が利用出来ない状況にあり、キャンプ場利用の影響と整備計画について。大観望について、名所が多い道東では駆け足観光客が多く指定駐車場を利用しないで、大観望前の坂に駐車する人が多い。駐車場誘導を徹底できないのならブロックパイプを撤去しては。 町長 利用数は平成十五年度、七一二四人。平成十六年度五月から八月現在で六一一二人。昨年同期対比で三%アップの状況。木道整備については近く実施設計を終了し、国・道へ事業認可申請や補助申請を行い、補助金交付が決定しだい工事発注をする。一億三千八百万円の予算で事業執行を予定し、夢ヶ丘遊歩道分岐点の手前までの施工を予定。翌年度は夢ヶ丘分岐店までを完成予定。全線の工事完了については長期計画で五年をめどに国や道に補助申請を続けて行く。大観望前の駐車場誘導と歩道確保のブロックパイプについては現地検証をして検討したい。 ●長ぐつアイスホッケー全日本大会開催について。 岩渕議員 来年二月十二・十三に開催される全日本長ぐつアイスホッケー大会の規模、受け入れ態勢と施設整備について、更に宿泊施設整備は。 教育長 全日本大会は第一回大会として、更に第二十回北海道長ぐつアイスホッケー大会と兼ねて開催する。道内外より二十チーム規模の参加を見込んでいる。今まで通りの本リンクと仮設リンクを使用し、十一月までに点検整備を終了する。悪天候時の対応として釧路市内の室内リンクの借用を考えている。宿泊については釧路市内の宿泊を考えており、第4次総合計画で位置づけているので今後実現に向けて努力したい。 |
2004年3月定例議会 一般質問 ◆自立する自治体の痛みとは何か! ●住民負担転化の前にすべきことは。 岩渕議員 突然の上下水道の値上げ案に対し、町民からは裏切られた、だまされたの声が大変多い。自立とは正に大きな痛みが伴うものであり、他の自立宣言をした多くの自治体からは自らが身を削る、驚く様な自立プランが示されている。首長をはじめ三役、職員、議員の報酬削減。特別職の廃止、職員・議員定数の削減、システム・サービスの見直し、そして住民負担の見直し等である。財政が厳しさを増す中、住民への負担転化は今後、避ける事の出来ない状況に進むであろうし、理解を得る為の住民への説明責任、更には責任ある者がまず先に身を削る姿勢を示す事が必要と思う。町長自らが明確に私案を示す事が議論のスタートではないか。 町長 住民説明を実施し、理解を得た中で出来るだけ早い時期に自立プランをまとめたい。痛みを分かち合う点では報酬等の削減もそうあるべきと考える。自らの私案も提示できる様に努める。 ●水道料金の町内格差是正について。 岩渕議員 永年の重要課題であり、町長自らが公約に上げてきた問題でありながら、何一つ改善の姿が見えてこない。釧路町の人口の8割が釧路市の水を利用し、更に全体の2割に当たる旧セチリ太の人達が釧路市から直接給水を受けている。同じ町内に1.4倍の格差が生まれ、不自然な負担状況が続いている。更に1.89倍に広がろうとする水道料金改定など住民理解を得れるものではない。自立を宣言したからには一元的で公平・平等な水道体系を確立する必要がある。更に一元化を前提に釧路市との給水単価の交渉も必要であり、これらの問題解決なくして水道事業会計の健全化は望めないのではないか。 町長 値上げを据え置く事で格差是正に努力してきたが、分水を受けている現状では不可能であり、原価を割って供給している状況では難しい。全域を町の給水区にするには更なる赤字につながり、釧路市との料金交渉も難しいと認識している。 ●岩保木水門周辺整備について。 岩渕議員 @岩保公園整備はどの様に進んでいるのか。A旧水門の施設存続について。B釧路川の通水問題は。C細岡カヌーステーションにトイレの設置問題は。 町長 平成8年3月に町が岩保木水門整備事業基本計画を策定し、公園の整備内容、旧水門の保存、釧路川名称変更、新水門の通水関係など開発建設部と協議してきた。歴史的建造物と位置づけ、保存を前提に整備計画を策定しており、存続の要請を続けている。河川利用の関係団体との合意形成が進展していない。湿原利用小委員会などで検討しているが、設置者、維持管理などの問題がある。 ●学校の文化活動に対する支援について。 岩渕議員 中学校の部活動の遠征助成について、前の年には助成対象になっていた大会への参加に対して、遠征助成が打ち切られたとの声がある。財政が厳しさを増す中、様々なサービスの見直しが進んでいるが説明責任はきちんと進められて来たのか。 教育長 町内の各小中学校において、同好会、部活動の助成として、全国・全道大会の遠征に対し旅費等の援助を続けている。平成15年に釧路町補助金等交付金に基づき補助取り扱い要綱を設け、同一団体の助成は年度内一回限りとし、スポーツ遠征助成制度に準じた。 ●スクールバス運行利用について。 岩渕議員 わらび地区でスクールバス利用説明会が開かれたと聞く。更には北見団地の父兄からスクールバス利用について相談を受けた。小学校は概ね4キロ以上、中学校では概ね6キロ以上というスクールバス運行利用基準があるが、現状と課題について伺う。 教育長 現在、登下校において七路線でスクールバス運行している。特別な条件としては通学路としての歩道が整備されていない。安全性が確保できない等の理由で徒歩通学に支障がある場合、教育委員会が判断して認めている。今後は適性、公平な利用を進める上で地域事情を考慮しながら学校とも相談して行きたい。 |
2003年9月定例議会 一般質問 ◆外環状道路、天寧仮設インターについて! ●住民説明会を開催すべきでは 岩渕議員 先の6月定例会では東陽団地周辺の用地買収が難航しているとの事で、天寧北電球場跡に仮設インターを設置し一般供用開始をしたいとの事であった。391号線は遠矢、標茶方面を結ぶ唯一の幹線であり交通渋滞が深刻化している。住民理解の下、円滑な工事進行を求める。@計画変更による状況は。A計画変更図の提出は。B工事変更に伴う住民説明会が必要では。C交通路が与える住民への影響について、391号線との連結は。天寧交差点との位置関係と一日の工事車両台数は。道路の拡幅、ラッシュ時間帯の交通規制の必要性は。 町長 @8月下旬に開発と協議をした。当初計画に変更は無く、工事車両専用道路として使用する。Aインター図面はない。B工事用道路なので必要ない。C391号線に連結し、一日の車両台数は170台を予定している。交通混雑に影響が出ないように開発に申し入れたい。 |
2003年6月定例議会 一般質問 ◆町営球場の整備改修を早急に! ●外野フェンスは穴だらけ! 岩渕議員 スポーツ関係者から要望の多い体育施設整備について、特に野球場の整備、改修について現状と課題をどのようにとらえているか。特に外野フェンスはネット張りで痛みも激しく、更にボールがフェンスと地面のすき間から逃げてしまうなど問題も多い。白熱する一戦の勝敗を左右することもあり、更には外野フェンスを支えるブロックが地上に露出するなど、競技進行上、大変危険な状態にある。緊急的な改修、更には全面的な改修整備が必要であり、管内一、整備が遅れているとの汚名を返上する上からも対応を求めたい。 教育長 指摘の現状は承知している。当面は緊急的な改修で対応したい。将来的にはスコアーボードを初め、全面改修も必要であり、総合計画に位置付けている。予算化できるように努力して行きたい。 ●外環状道路の進捗は。 岩渕議員 @国道391号線の上にも橋架が乗り工事も順調に進んでいる状況に思えるが、進捗率はどのように推移しているか。更にインターチェンジが天寧地区の北電球場後に変更されたとの話も耳にするが、どのような状況にあるのか説明を求めたい。A交通渋滞の解消面からも早期着工が期待されている、391号線と44号線交差の高架計画はどのようになったのか。 町長 @進捗率は40%。当初計画の東陽インター周辺は用地買収が難航しているとの事で、仮インターを北電球場後に設置したいとの事である。当初計画が変更になった訳ではない。 A貝塚幹線道路が未だ事業化されておらず、未定の状況にある。 ●水面貯木場(雪投げ場)のごみ清掃について。 岩渕議員 冬季間の雪投げ場として利用されてきた、水面貯木場は大量の雪と一緒に多くのごみが持ち込まれている状況にある。雪解けと同時に散乱するごみも目立つようになり清掃が必要である。本年は5/20頃に清掃が行なわれたが、それ以前に強風に飛ばされるなど周辺を汚す状態が続き、更には隣接する釧路川にも相当のごみが散った物と思う。環境保全の観点からも早期清掃が必要であり、雪解け時期に合わせた柔軟な対応を求めたい。 町長 清掃を実施し対応したが、今後はご指摘の部分も考慮し清掃スケジュールを組みたい。 |
2003年3月定例議会 代表質問 町政クラブ 岩渕鉄男 ◆大胆な行革推進で、活力ある町づくりを! @2003年度予算編成の特徴について。長期財政計画の見通しは。財源対策と今後の課題について。民間資金の利用PFIの研究と対策は。 町長 厳しい予算編成になった。PFIは効率的な財政手法と思う。 A行政改革の効果と今後の課題について。 町長 行政改革大綱に基づき進めてきた。付属機関委員の公募制を取り入れる。 B6市町村合併協議会の今後の見通しは。情報公開と町民対話はどの様に進めるのか。 町長 9月頃をめどに結論を出したい。合併概要版を作成し住民説明を順次進めて行く。 C東陽土地区画整理事業の現状と今後について。町の指導体制と管理責任はないのか。 町長 組合側が支援を求めてきた。住居系債務の解消を前提とし、工業系造成の中で道路、下水道の支援をしたい。民間事業であり町に責任は及ばない。 D道路網整備の推進について、今後の町道整備計画は。外環状道路の進捗は。国道四十四号線の歩道設置は。 町長 床丹5号線をはじめ、生活幹線道路の整備促進を進めて行く。関係機関に要望している。 E下水道整備の推進について、整備状況と今後の見通しは。水洗化普及率の推移は。 町長 昨年の遠矢地域の一部供用開始に続き推進して行く。整備率は70.7%。 F観光産業の育成について、達古武キャンプ場と連動し、カヌー利用をした観光育成を。岩保木水門の通水は。岩保木水門周辺でのイベント創設を。達古武湖と釧路川の連結を。細岡カヌーステーションにトイレの設置を。 町長 カヌーの観光利用は有効と考える。関係機関に働きかけたい。当面は細岡駅トイレを利用してほしい。 G農業振興について、新規就農者支援と市民農園開設は。 町長 農業振興条例制定の中で支援したい。農業や農村の理解につながるので検討する。 H青少年の健全育成について、現状と課題は。 教育長 学校・家庭・地域の連携を密に進めて行く。 Iスポーツ振興について、スポーツ交流事業の推進を。長ぐつアイスホッケーリンク場に屋根の設置を。 教育長 更に進めて行く。総合計画に盛り込んだので実現できるように努力する。 JIT教育の推進について、小中学校のコンピュータ利用のその後について。スクールネットの確立を。一人一ホームページ開設運動を推進しては。 教育長 インターネット環境を整え、学校ホームページ開設に取り組みたい。 |
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2002年3月定例議会 代表質問 町政クラブ 岩渕鉄男 ◆経済低迷期のまちづくりは、協働の精神で! @2002年度予算編成に対する特徴と菅原町政2期最終年にあたっての菅原カラーは。 町長 緊縮予算編成であり、大変厳しい内容になった。 A財政対策について、財政の長期見通し、財源確保対策、税収率向上対策、バランスシート・PFI導入は、ペイオフ対策は。 町長 地方交付税減額の影響もあり厳しさを増している。制度の見直しや町有地処分、特別職給与のカットを実施。徴収課を新設し、税収アップに努める。BS・PFIは検討する。公金管理には、より慎重な取り扱いを進める。 B行政改革について、民間発想の行革を、行改効果は、部制導入を柱とした機構改革の対応は、今後の行改課題は。 町長 積極的に更に進める。部制は考えていない。機構改革を実施する。 C道路網整備の推進について、H15年に策定した道路網整備計画の見直しを含め、新たな道路網計画の策定に着手する考えは、今後の道路網整備計画は、広域農道の進捗は。 町長 見直しは認識している。生活幹線を中心に進める。平成15年事業完了予定。 D下水道整備の推進について、進捗と14年度中の供用開始を目指す遠矢地区の状況は、更に今後の見通しについて。 町長 平成13年末で68.76%の整備済み。遠矢河畔と駅裏を予定。毎年、5億円の投資を前提に平成20年を予定。 E釧釧合併について、釧路市との合併協議に対する歴史認識は。 町長 昭和29年に開かれた、合併懇談会は承知している。 F観光の育成について、達古武キャンプ場の拡大整備を、カヌーを利用した観光育成は、達古武湖と釧路川の連結を、沿岸を利用した、シーカヤックイベントの実施を。 町長 リピーター確保に向け努力したい。開発への申し入れ、情報収集に努力する。 G電子自治体の確立について、職員のパソコン普及は、町公式ホームページの充実を、町づくり議論のNET利用を、メールマガジンで情報発信を。 町長 職員は174台、95.6%の配置済み。昨年5月に開設し充実に努めている。有効と考えるので検討する。 H学校週5日制の完全実施に向けての対策は、退職教員の協力を得てサタデースクールの開設を、地域との連携は。 教育長 積極的に進める。地域先生の活用などを進める。 Iスポーツ振興について、スポーツ交流事業、合宿の誘致推進、長靴アイスホッケーリンク場に屋根の設置を。 教育長 地域活性化に貢献している。更に進める。総合計画に盛り込んだ。 J学校教育でのパソコン利用について、現状での利用状況は、インターネットの接続は、学校間でのNET交流の実現、町独自のコンピュータ技能認定制度の創設を。 教育長 授業・課外共に有効利用している。中学校では昨年から接続し、小学校は本年、新機種を導入する。学校間で協議し実施に努力したい。 |
2001年9月定例議会 一般質問 ◆市町村合併は時代の流れ! ●合併推進に向けて積極的な情報提供を! 岩渕議員 長年の課題である、釧釧合併について伺う。 @従来から合併は住民が決めることと、自らの考えを示さないで来たが町長の考えは。 A広域合併に対する認識は。 B全国の約4割の自治体が合併協議や研究会に参加している現状で、全国的な動きに対する認識は。 C住民説明会の経過は。 D合併情報の公開について。 E庁内論議の経過は。 F職員研修の実施について。 G担当課の設置について。 H住民アンケートの実施について。 I特例期限の認識について。 J合併支援策について。 K住民発議について。 L他例に学ぶものは。 M重点地域の指定について。 N総務省主催、全国合併リレーシンポジュームが釧路で開催されるが。 町長 @変わりない。ABJM理解している。C示したい。DF検討したい。E進めている。G企画で対応したい。H考えていない。I延長はないと思う。K見守りたい。L勉強したい。N内容はまだわからない。 |
2001年3月定例議会 一般質問 ◆加速する釧釧合併 ●7年目を迎えた、合併論議 岩渕議員 菅原町政が誕生して以来続けてきた、合併論議も7年目を迎えた。本年は初めて「町政執行方針」の中に慎重な言葉ながら「合併」の文字が含まれたが、21世紀の進おべき姿と確信して町長の考えを伺う。 @前向きになつたと期待の声が強いが、合併に対する町長の考えは。 Aシンポジュ―ム等の具体的実施方法は。 B町商工会が実施した、合併アンケートの結果に対して、町長の感想は。 C住民並び町職員のアンケート調査を実施せよ。町職員の居住地比率は。 D本年開設される、町公式ホームページに電子会議室を設置し、合併論議を積極的に進めては。 町長 @基本的に変わっていない。A93の合併パターンが提示され、町政懇談会などを通して積極的に町民論議の場を作つていきたい。B100や200の賛成・反対では判断できない。C職員アンケートは必要だと思うが、論議の場を先行したい。市からの通勤者が45.46%。D考えていない。 |
2000年12月定例議会 一般質問 ◆めざせIT先進教育! ●情報教育の推進で、子どもネットの充実を! 岩渕議員 情報教育の必要性は今更言うまでも無く、若年世代から積極的に触れる機会を作る必要がある。更に文部省では平成13年をめどに全国の学校のネット化を進めている。釧路町のパソコン普及は進んでいるとは言い難い状況にあり、21世紀の幕開けにふさわしい環境整備が求められている。既に対応年数の経過しているパソコンも多く、総入れ替えを求める。 @学校教育現場におけるパソコン普及。 Aパソコン教育の現状。 Bパソコンの設置状況。 C学校間ネットの充実。 Dホームページの開設。 E機種入れ替えの時期は。 教育長 @文部省指針にもあるように重要なテーマである。A授業のほか課外活動でも利用している。B平成3年から平成8年までに年次的に進め149台の設置を終えた。Cインターネット接続はしていない。D必要だと認識している。E古い機種も多く、財政的な問題もあるが年次的に入れ替えを進めたい。 ●青少年の健全育成について 岩渕議員 「悩める17歳」などの言葉も生まれ、近年、青少年が引き起こす凶悪犯罪が社会問題化している。本年だけでも数え切れない事件が起き、既に風化し記憶から遠ざかっているものも多い。子ども達の健全育成は町全体の問題であり、この釧路町からは絶対この様な事件を引き起こさないと言う、共通認識が必要である。 @青少年問題に関する類似組織の見直しを進め積極的な活動を。 A健全な精神は健全な肉体に宿る、「スポーツ講演会」の開設を進め健康な町づくりを。 Bスポーツ振興を積極的に。 教育長 @PTA・青少年健全育成協会・青少年問題協議会などがあるが、それぞれ独自の活動を進めているので、研究をさせていただきたい。Aスポーツ経験者の話を聞く機会は健全育成に有効である。検討をさせていただきたい。B健康面からも、健全な肉体を養う上からもスポーツ振興は重要であり、積極的に進めていきたい。 |
2000年9月定例議会 一般質問 ◆合併問題、そろそろ本気で考えないとねぇ! ●釧路市との合併推進について 岩渕議員 交通・情報通信手段の発達や経済活動の進展に伴い、住民の日常生活圏は拡大を続けた。既に市民感覚で生活を続ける町民も少なくなく、生活圏・文化圏・経済圏の一体化など、更には上下水道・ごみ処理・火葬場問題など行政上のつながりも深い、多様化する住民ニーズに応える為にも効率的な行財政運営・都市計画を進める必要がある。釧路町と釧路市がひとつになり力を合わせ、大釧路建設を進める事が新世紀のあるべき姿と考える。積極的な情報提供の元、住民理解を得る必要がある。 @北海道が作成した合併パターンへの対応は。 A住民の意識調査・合併シンポジュームの実施を。 B国の支援策、合併特例債の試算額は。 C担当窓口の設置を。 町長 @A町政懇談会などで意見を聞きたい。シンポジューム開催もやぶさかでない。B245億の事業費が見込まれるが、公債費の関係で100%可能かは定かでない。C企画課で対応したい。 |
2000年3月定例議会 代表質問 町政クラブ 岩渕鉄男 ◆地方分権下、責任ある町づくりを! @2000年度予算の特徴と2期2年目での菅原カラーは何か。 町長 自主財源の確保を目指した。乳幼児医療費助成の一歳引き上げなど。 A協働型のまちづくりを提唱しているが住民の政策参加はどの様に進んで来たか。 町長 対話によって生まれた事業の予算化に努力した。町政懇談会、あったかふるさと井戸端会議、一言ポストなどの声を町政に反映したい。 B行政改革に対する町長の考え方と今後の課題は何か。 町長 実施可能なものから進め、9100円の効果があった。答申のあったものは強力に進める。 C公共料金改正が提案されているが答申に至るまでの審議会での論議は何か。消費税の転嫁について、何故この景気低迷期に導入を図るのか。住民負担の増加に対する認識は。 町長 平成12年2月9日付けで17件を諮問し、10日付けで全てが適当であるとの答申を受けたが、6件に付いて付帯意見が付された。 D町長公約でもある水道料金の格差是正はどうしたのか。先の定例会で2案を示したが、1つは市の給水区を町に編入。2つ目は町の給水区に補助金を出す考え、その選択は。 町長 公約でもあり実現したい。水道事業の経営状況を見極めたいが難しいと考える。 E釧路市との合併問題について、道の合併パターンが発表されたが町の対応と住民の意識調査の実施は。 町長 正式決定された段階で町民の意見集約が必要である。 F道路網整備の推進について、新たな計画を検討・策定する必要があるのではないか。今後の道路網整備は。 町長 調査結果を踏まえて検討する。既存の道路整備に重点を置く。 G町長公約である文化会館の建設は。民間の資金やノウハウを活用した社会資本整備PFIを活かし文化会館の建設を進める事が出来ないか。 町長 調査研究は進めているが、財源問題があり時期を明示できない。PFIの活用は様々な課題があり研究したい。 Hマルチメディア・ネットワークの確立について、公式ホームページの開設を急げ。 町長 情報発信のひとつとして検討している。 Iスポーツ振興について、長靴アイスホッケー競技の普及活動の継続と競技場に屋根の設置を。スポーツ合宿の誘致と宿泊施設の整備を。温水プールの通年利用を。 教育長 今年は金沢に派遣するが今後も努力したい。開館日を早めるなど検討したい。 J国際交流事業の推進を。 教育長 十分理解している。 Kコンピュータ教育の現状とハードの整備について。 教育長 整備を進めたい。 |
1999年12月定例議会 一般質問 ◆国道391号線の交通緩和対策について。 ●JR釧網線に遠矢河畔駅の新設を 岩渕議員 遠矢とセチリ太を結ぶ幹線、国道391号線は慢性的な交通渋滞に悩まされている。明確な改善策を示し、住民要望に答えて欲しい。 @国道391号線の交通渋滞に対する町長の認識。 A天寧大橋の建設推進。 B広域農道の早期供用開始。 C外環状線の進捗。 D雪裡橋交差点の高架建設。 E富原と遠矢を結ぶ新道の建設。 FJR釧網線に遠矢河畔駅と馬券場駅の無人乗降所設置を。 町長 @十分認識している。関係機関との協議を進め改善したい。A町の将来道路網として重要と認識している。B平成15年以降の供用開始見込みであり、早期部分供用開始に努力したい。C本年3月から工事着手し豊美・雁来北側の盛土工事を進めている。D国で計画されており、早期着手に向け要望していきたい。E多額の工事費がかかり新道建設は困難である。F交通緩和対策の効果につながるのか内部結論が出ていないが、JRと協議したい。 |
1999年9月定例議会 一般質問 ◆釧釧合併の推進を! ●合併パターンの作成について 岩渕議員 @北海道は自治省の指針を受け、道内市町村の自主的な合併を推進するために、七名の委員からなる検討委員会を設置し、来年三月までに合併パターンの作成を開始した。当町がふまれると認識するが。 A指針には時限立法「合併特例法」の期限の延長が無いことを明記しているが町長の認識は。 B平成8年3月定例会で住民アンケートの実施を確約したが。 C昆布森村との合併の際、国は約束の30%とも果たさなかったと答弁しているが真意は。 D町長公約にあげている、水道料金の格差是正は合併以外に解決方法がないと考えるが。 町長 @パターンには釧路市、釧路町も含まれると考える。A指針のとおりであるが、合併をするしないは期限にとらわれない。Bパターンの提示を待って検討したい。C40%台であった。D水道問題だけで合併するのは賛成できない。市の給水区を町の給水区に編入する、町の給水区に補助を出すなど方策はある。 |
1999年6月定例議会 一般質問 ◆ひとつの釧路で夢ある21世紀 ●釧路市との合併問題について 岩渕議員 この4年間、将来の在るべき釧路圏の姿との信念に基づき質問を繰り返してきたが、町長の否定的な答弁には失望さえ感じる。 @このたび地方自治法が52年ぶりに大改正され、特に市町村合併を促進す措置が強化された。特例法を町作りに生かすべきと考えるが。 A水道料金の町内格差是正は合併以外に解決方法がないのではないか、対案があれば示して欲しい。 B過去の論議の中で昆布森村との合併の際、国は約束の半分も果たさなかったと答弁しているが真意は何か。 C合併特例法の地域総合整備事業債、充当率90%は当てにならぬと言うことか。 町長 @自主的な合併を求めているものであると認識している。A水道調査特別委員会の報告を待ち対処したい。B記憶が定かでないが30%程度であった。次回まで実施率を示したい。C制度のとおりであると思う。 ●バランスシートの導入を 岩渕議員 本件は3月定例でも質問をし、検討を約束していただいた経緯がある。今回は一歩進めて来年度導入を求め再質問するものである。財政の硬直化が叫ばれる今日、是非とも導入が必要なもので、全国自治体の中でも導入が急速に進んでおり、道内では札幌・帯広・釧路市が導入を決定している。財政の透明性を確保する上からも、町村内でのBS先進地になる上からも、導入に向けた前向きな答弁を求める。 町長 野田自治大臣も前向きな発言をしており、自治省も統一基準作りに取り組んでいる。検討結果を待ち取り組んで行きたい。 ●釧路町公式ホームページの開設を 岩渕議員 マルチメディアの活用、特にオフシャルなホームページの開設について、本件は予算委員会でも質問をしてきた経緯があり、必要性を認めつつも、明確な答えに繋がっていないのが現状である。情報化対策は他自治体に比べ大きく遅れている。他町村では遠隔医療システム、行政情報、生涯学習情報、産業情報の提供とともに相互情報交換に活用している。お金を掛けることなく、庁内にホームページ開設のプロジェクトを結成し手作りホームページに挑戦してはいかがか。 町長 具体化に向けて、環境を整えて行きたい。 |
1999年3月定例議会 一般質問 ◆町民の視点に立った行政改革を ●出張旅費規程について 岩渕議員 @2年半に及ぶ論議を重ね、昨年6月議会で全面改正された、職員等旅費支給条例の節減効果について、町内出張の日当が全面廃止されるなど、効果が期待されるが、金額べースでどれだけの節減につながっているのか。 A昭和30年以来の全面改正であり、現場に混乱は無かったか。 B今後の課題として、昨年六月議会でも指摘をしてきた、札幌の出張行程、具体的に札幌で開催される午後1時から午後5時の会議に出席するための出張命令の行程はどの様になっているか。 町長 @平成11年度予算で2200万円の削減になる見込み。A現場に混乱は無かった。B平成10年8月1日より半日の公務に限り2泊3日から1泊2日に改正し実施している。 ●各種審議会の見直しについて 岩渕議員 @町の附属機関、各種審議会について、条例では全日を前提にした日額8000円台の日当支給になっているが、1〜2時間の会議が多く会議時間に見合った日当支給に改善すべきと考えるが。 A同じようなメンバーがいくつもの審議会に顔を連ね、以前から指摘を受けているが、町内各層の意見を建設的に求める場として地域・職業・年齢・男女別などのバランスが必要と考えるが。 B町政をチェックすべき議員が行政側の審議会組織に参加し、更に再び議会で審議を行なうという矛盾があると認識するが町長の考えを伺いたい。 町長 @審議会の日当に付いては検討したい。A現在162名の委員がおり、ご指摘のバランスを考慮したい。B法令で議員を定めている審議会を除き、広く町民を登用していきたい。 ●企業会計・PF―制度の導入を 岩渕議員 @財政の硬直化が叫ばれる今日、単年度の現金収支の記録にとどまる、家計簿的な現在の自治体会計(単式簿記)に資産・負債などのストック概念を加えたバランスシートを柱とした企業会計を導入し、ガラス張りの財政を町民に示し、財政効率を高めるべきと考えるが。 A民間インフラPFI制度を導入し、施設建設などのランニングコストの軽減を進め、民間企業の事業拡大と公共サービスの向上を推し進めるべきと考えるが。 町長 @研究をしていきたい。A法制化の動きもあり、交付金処理など研究をしていきたい。 |
1998年12月定例議会 一般質問 ◆時代に呼応した町政を! ●JR釧網線に乗降所の設置を 岩渕議員 JR釧網線に遠矢河畔駅と天寧馬券場の設置について。地域住民の利便性を考えたとき期待の声が大きい問題であり、遠矢河畔駅については古くから住民要望としても提起されている。馬券場周辺、そして国道391の交通緩和にも貢献できるのではないか。また、この馬券場駅はJR線の下に人だけでも通行可能な地下道的トンネルを通す事により、隣接する東陽団地の住民にとっても利用の可能性が広がり、東陽団地開発上でも、大きなセールスポイントになるものと考えるが町長の考えをお伺いしたい。 町長 JRとは定期的に交渉を重ねてきているが現状では難しい。また、行政がJRに助成することにはならない。協力を約束していると言うのであれば支社長に会ってみたい。 ●東陽団地の字名改正を 岩渕議員 東陽団地の字名の改正について、時を同じくして開発をはじめた、お隣の昭和・文苑に比べ大きな遅れを取り、長引く景気低迷のあおりをまともに受け、販売実績が仲々、上向かない様に伺っている。町は5憶円の貴重な財源を助成し、開発を始めた事業であり、大きな責任が伴うものと考えるが、さて快適な住環境とは一体、何であるか。現在、東陽団地は別保原野の学名が未だに使用されているが、この名称が快適な住環境を提供する上で、夢と希望を抱かせる名称と考えるのかどうか、CI効果を狙い宅地販売向上を図る必要があるのではないか。町長の考えを伺いたい。 町長 換地処分が終了次第、字名の改正に着手したい。 ●釧路市との合併を推進せよ! 岩渕議員 釧路市との合併問題について、平成7年に制定された合併特例法にのっとり財政的特例措置を地域に生かすべきではないか。住民発議により正式に議会の場へ提起すべきと考えるが、改めて第2期菅原町政のスタートにあたり、町長の考えをお伺いしたい。 町長 町民からは合併を求める声はほとんど聞こえてこな い。昭和30年の昆布森村との合併の際も国は様々な特例優遇措置を約束したが、実際に恩恵があったのは3分の1程度に過ぎず、うのみにする事は出来ない。 |
1998年3月定例議会 代表質問 町政クラブ 岩渕鉄男 ◆民間発想での行政改革を! 会派を代表し、7項目、19件の質問をさせていただきたい。 1、@町民との対話の成果は。A住民が参加できる町づくり委員会の設置を。 町長 @町民の声を広く聞いて行う。A政策立案段階からの参画が必要である。 2、@民間発想を取り入れ行政改革を。A出張旅費規定の改正を即座に実行を。B行政のスリム化について。C縦割り主義を改善し、課同士の協力体制強化を。 町長 @第2次釧路町行政改革大綱(平成8年度)の具現化に取り組んで来たが、地方分権推進委員会の勧告を受け、大綱の見直しを進めている。本年の7月頃までに行革推進委員会に忖したい。A次期定例には改正案を提出したい。 3、@遠矢地区の道路整備の完成年度は。道路網計画から取り上げられた路線数は。A国道謝号線の交通緩和策は。遠矢と富原を結ぶ新規幹線道路の必要性は。 町長 @平成11年度をめどに舗装率50%に努力したい。5路線を取り上げ進めている。A外環状と交差するため、非常に難しいと考えている。 4、@我が会派は終始一貫、国保の値上げに反対をしてきたが、道内最下位の収納率、国からの補助金カツトなど反省は。A介護保険について早急な準備を。B乳幼児医療費の助成拡大を。C生活保護世帯の釧路市との格差是正を。 町長 @収納率の向上に努める。A新たな担当係を設け積極的に進める。B近隣市町村実施の現状から検討する。C改善要請を行っている。 5、@中小企業振興融資枠の拡大を。A商工会の運営について、町の監査・指導は。 町長 @拡大に努める。A再発防止に指導を強化して行く。 6、@釧路市との合併問題について町長の考えを。A釧路市との対話について、綿貫市長とのトップ会談は開がれなのか。Bごみ処理など広域連合制度の活用を。 町長 @時期尚早であり気運は高まっていない。合併反対とはー切言っていない。A機会がなかった。B道のごみ処理広域計画が発表され関係市町村と総合的な協議に入ると考えている。 7、@教育行政について、多発する少年非行対策は。Aコンピュータ教育の推進について、既に機種の入れ替え時期を迎えているが。パソコンの活用性から社会人教室等の開催を。B国際交流ホームスティ事業の企画を。 教育長 @幼年期の家庭教育が大切であり、社会全体で育てる気風が必要である。A2次配置が早期にできる様努力する。平成8年度から実施している。B検討をしたい。 |
1997年9月定例議会 一般質問 ◆釧釧合併問題について ●確約したアンケート調査の実施時期は 岩渕議員 @首相の諮問機関・地方制度調査会が全国の首長・議長を対象に実施した、アンケート調査への町長の回答は。 A昨年の3月定例で約束した、住民の意識調査の時期と方法は。 B昨年の6月、町報を使い釧路市との比較資料を掲載して頂いた。数字の羅列が多く分かり難いとの指摘も多い。又、住民に直接関わる税を初めとする負担の対比も欠けていた。その改善号はどの様になったか。 C去る水道特別委員会の質疑の中で「刎頚の交わり」という小冊子を取り上げ、一方的な書き方をしている、この本の内容を信じて合併するのであれば将来に禍根を残すと発言している、その真意はなにか。 町長 @合併は住民の総意、国や道が強制的に進めるものではない。A町民の気運は感じられず、今は必要ない。盛り上がれば用意はある。B早急に検討する。C町民の考えがなく、市側の一方的理由・条件が挙げられ、市側の論理である。 ●職員出張旅費規程の見直しを 岩渕議員 昨年の3月議会で取り上げ、そして12月議会では、次期3月定例議会に条例改正案を提出するとまで、町長答弁を明快に頂いている。議会で指摘を受け、町長も改正の必要性を認めていながら、なぜ、こんなに時間が掛かるのか。町内の移動に旅費が支給されているなど、もっての外であり、町民感情を逆なでするものである。限られた財源を有効に使う事の知恵が必要なのではか。大変厳し経済状況の中、民間がどれだけの努力をしているのか見習う必要があり、年間1200万円もの無駄使いを見逃すことは許されない。町長のやる気を示して頂きたい。 町長 現在、職員組合と協議を続けている。既得権の主張など、難航しているが早期に解決したい。 ●太平洋炭礦の存続について 岩渕議員 太平洋炭礦と我が町の関わりについて、どの様な認識なのか。そして、石鉱審の答申まで時間がない中、大変厳しい石炭政策の中で生き残りを模索しているが、仮に閉山という、最悪の場合、釧路町の影響度調査は出来ているのか。そして、釧路市と共に進める運動も必要であるが、釧路町独自に決起集会をはじめ、庁舎に横断幕を掲げ、意識啓蒙を図るなどの運動が必要であると認識するが町長の考えを伺いたい。 町長 密接な関わりを持っている。独自の影響度調査はしていない。道をはじめ市などと共に運動を進めてきた。町内署名は1万人を数えた。 ●乳幼児医療費助成制度の拡大について 岩渕議員 他の自治体を見ても既に住民サービスの大きなうねりになっている。少子化と言う社会現象の中で子育てに掛かる費用の軽減をとの願いである。いずれ決断しなければならない重要な案件であり、今後、住民要望としても大きく広がって来るものと考る。釧路市並みのサービスを実施した場合の予算処置。そして助成拡大は可能か。又、若い世代の住民の中に市に住民票を残し町内居住を続けているとの話を耳にした。実態を認識しているのか。 町長 取り組みたい気持ちはあるが、財源的に8000万程の事業費が必要であり、検討が必要だ。認識していない。 |
1996年12月定例議会 一般質問 ◆旅費支給条例の見直しについて ●町内及び釧路市への旅費全廃の確約を求める 岩渕議員 3月議会に続いて、旅費支給条例の見直しについて伺いたい。前回質問にて町内7832件、管内312件、釧路市3168件、年間2310件、約1200万の旅費支給が報告されている。不況下、大変厳しい経営努力を重ねている民間では考えられぬ、ずさんな旅費支給制度である事を指摘をさせて頂いた。8月をめどに改革案をまとめ提示したいとの答弁であったが改革案はまとまったのか。 町長 行政改革推進本部での検討をふまえ、職員組合との協議を進めている。改革案は町内及び釧路市への日帰り日当の廃止、公用車使用の減額措置の廃止、片道100キロを越える日帰り旅行に対する割り増し支給、宿泊料の冬期割り増し廃止、繁忙期の割り増しの導入など全般に渡り見直しを進めている、組合との協議が整えば3月定例会に提案したい。 ●国道391号線の交通緩和対策について 岩渕議員 国道391号線の交通緩和対策について伺いたい。この問題は今までも何度となく登場している問題であり、朝夕の交通混雑は想像を絶するものがある。この現状にどの様な認識を持ち、どの様に緩和対策をお持ちか、又本年2月には住民説明も終わっている釧路外環状道路の進捗状況はどの様になっているか伺いたい。 町長 貝塚大橋から天寧自衛隊交差点まで4車線に拡幅し、国道44号線との交差点を高架にする計画である。現在、都市計画決定等の作業を進めている。外環状線については、国の開発予算内示が12月20日に予定され、内示を待っている状態である。 ●綿貫新市政との連携について 岩渕議員 注目の釧路市長選も終わり、綿貫新市政が誕生した。この釧路町と釧路市は様々な連携軸を確立しなければならないが、釧路町と釧路市との重要課題は何か。 町長 水道をはじめ下水道、ゴミ処理、し尿処理、火葬場等々の課題がある。さらに昨年、中核都市整備地域という事も課題である。この課題解決のために市との対話と連携を大事にしていきたい。綿貫市長におかれても管内9ヶ町村との連携を大切に望みたいとの事であり、町としても歓迎したい。 |
1996年3月定例議会 一般質問 ◆合併問題、住民意識調査の実施を ●釧路市との対比資料の早期公開を 岩渕議員 釧路市との合併問題について、前定例会において町長は町民は合併を望んでいないと一蹴したが、その後、多くの町民の皆さんから、さまざまな反応の声をいただいた。時間的な問題こそ指摘する人はいるが、将来的には釧路市と合併すると考えている人が相当数いると考えるが、町民の意識調査を実施する考えはないか。又、改選期前の9月定例会においては先輩議員から、そして12月定例会には私からも取り上げている、釧路市との対比資料、町と市の関係を知っていただく大変重要な資料であり、理解の手引きになると考えるが公開はどの様に進んでいるか。 町民 町政懇談会、地域の会合においても、その様な声は聞いていない。その様な声があるとすれば住民の意識調査を実施してみたい。しかしながら、私の方向転換と受け取られては困る。対比資料は作成中であり、資料が整いしだい公開したい。又、町報等でも知らせていきたい。 ●旅費支給条例の見直しについて 岩渕議員 釧路町職員等旅費支給条例について。先般、道議会でも取り上げられた問題でもあり、官の甘えの構造が大きな批判を呼んだばかりである。現行のわが町の条例によると、6キロ以上、又は他の市町村の区域内に及んで旅行する事を出張と規定されている。別保本庁からセチリ太、遠矢、昆布森の各支所への移動にも旅費と称し日当が支給され、釧路町を一歩出ると同様の扱いを受けている。経済状況が厳しい折、一般社会常識からは考えも付かない現実に改善を強く求める。 町長 職員の勤務条件に係わる問題であり、組合との合意が必要である。第二次行政改革の中で検討課題として取り組んでおり8月をめどにまとめたい。出張実態は次のとおり(平成5年度分)@町内出張7832件(804万円)A市内出張3166件(315万円)B管内出張312件(37万円)、合計11304件(1156万円)である。 |
1995年12月定例議会 一般質問 ◆釧路市との合併推進について ●釧路町百年の大計を 岩渕議員 釧路市との合併問題について。生活・経済、今日の一体の発展性。そして住民生活に直結する水道の問題・下水道処理の問題・ゴミ処理の問題・火葬場の問題・町内に点在する市有地の有効利用の問題・水面貯木場の問題・消防協力体制の問題、上げれば切りのない程、釧路市との協議が必要な物ばかりである。そして、その多くを釧路市の施設を利用している問題を踏まえ合併が釧路町の更なる発展につながるとの認識に立ち、釧路町100年の大計を興す時が来たのではないか。町長の指導力と決断を求める。 町長 町民も合併には消極的に受けとめており、今すぐ合併しなければならない状況にない。市の人口が20万人を割ったことが合併を急ぐ理由だとすれば、釧路町民に失礼であり、町がなくなることの痛みを感じてほしい。町長が合併を推進する、しないの立場を表明することは町民に予見を与え、正しい意味での民意を問えなくなる。 |